昨日ヘアードネーションのカットを担当させていただきました。
私はこれで3回目の経験になります。
今回のお客様は6歳の女の子でした。3歳の頃から伸ばし続けていたそうです。
正直予約をお受けした時、本人の意思では無いんじゃないかな?30cm切ったら泣いちゃうんじゃないだろうか・・・
と心配していました。
ご来店していただきお母様と打ち合わせ、切る長さを決定
「これくらい切っていい?」
とお母さんに聞かれたお嬢様は
「いいよ」
と、しっかりと自分の意思で決断していました。
セクションごとにゴムで束ねてドライカットで規定の長さを切り取ります。
髪を濡らしてしまうと結び目に残った水分からカビが発生してしまう可能性があるためです。
その後通常のカットに入るのですが、束ねて切った髪を収まりのよいスタイルに調整するためにはあと1cmは最低でも切らないといけません。
30cm切ってショートになった、その時点からの1cm。
ここまで1cmの重みを感じる瞬間・・・最近あったかな・・・
しっかりと仕上げをさせていただきながらお母様からお話を聞くと
お友達で髪をなくしてしまった子がいるそうです。
お嬢様とはディズニーの話しかしませんでしたがきっと今回のカットがお嬢様にとっても
とても大事な瞬間だっただろうと勝手に思っています。 私にとっても、とても大事な時間になりました。本当にありがとうございました。
想いや願いが込められた言葉や行動には奇跡を起こせるくらいの力があると思っています。
カットで明日が、未来が変わる。
imatesoraのサブコンセプトは
[今にも手の届きそうな空]
夢を追いかける皆様をヘアスタイルを通して応援したいと思っています。
勝負の前や大事な日に向けてのカット、是非お任せ下さい!
カットしたら事態が好転、宝くじが当たって彼女ができました!
そんな魔法使いみたいなスタイリストになれるようこれからも想像力を高めたいと思います。
小学校の頃は手から電撃を出せる系男子でした。 葛西浩太