今日の営業後ウィッグが届いた小学校2年生の女の子のカットをしました。
ウィッグはジャーダックさんとアデランスさんの共同製作のようでした。
採寸などもしっかりしており、今まで触れたウィッグと比べ非常に完成度の高いものでした。
使用期間の目安は2年ほどだそうです。
僕は以前からウィッグをカットする機会がきたらこの「ウィッグの使える時間」をどう楽しんでもらえるかをずっと考えていました。
ウィッグの髪は伸びませんが切ることでイメージチェンジを楽しめるんです。
今回は長めのボブシルエットに
来年の春休みにでも毛先のケアも含め少しサイドに軽さを出しましょう。
ちょっと飽きてきちゃったら長さを少し切ってクラシカルなショートボブにしてみますか?
それを楽しんだら思い切って首が見えるボブにしてみましょうか?それかスッキリ軽めの
スタイルにも出来ますよ!
この提案をする頃には彼女は4年生になっています。
お洒落にすごく敏感になっていて、きっと周りの視線なども気になる年齢なんじゃないでしょうか?
その時の彼女のヘアースタイル、気持ちまでしっかり考えた提案をできるように僕は今日まで準備していました。
・・・けどこれって僕たち美容師が毎日意識している、、、意識していなくてはいけないことですよね。
お客様の変化する生活をヘアスタイルでどうプロデュースしていくか?
今一度意識を高めないといけないなって心から思いました。
大切に想えば想うほど未来の提案が出来るんじゃないか?
また一つ成長させてもらった気がしています。
そして最後写真を撮らせてもらいました。
ファインダー越しに何か込み上げるものがありました。
僕たちは髪の形を作るのが最低限の仕事ですが
理想の仕事はこの笑顔を創る事なんだって改めて思いました。
僕はこれからも笑顔を創り続けるために美容師を続けたいと思います。
勉強も練習も講習会も撮影も・・・
全ては誰かの笑顔に繋がってることを心に置いて
優しい美容師で在り続けたいと思います。
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お客様とご家族のご好意で写真を使用させていただいてます。
この笑顔が皆様の心に届きますように☆彡
今日は本当にありがとうございました! 皆様の想いはしっかり届いていました。
私自身、非常に成長を感じる時間になりました 葛西浩太